嚙み結び
画像が点(ドット・つぶ)の集まりであるように、
宇宙の全てが光の点の集まりです。
もちろん、皆様という存在も
「点」の集まり(3D)です。
「点」は天にも通じ、
無限の可能性を含んでいます。
ということは皆様も
無限の可能性を含んでいるのです。
「点」は上・下・左・右にも、斜めにも、
どこにでも行ける可能性を含んでいます。
「点」とは、
陰陽(二つ)に分かれる前の「全一(一元)」の状態です。
そしてこの全一の点(ゼロ)からは
「陰陽」二つが生じ、
この二つがうまく【嚙み合って結ばれる】ことで、
森羅万象(現象)が生じるのです。
現象の創造には
必ず陰陽二つが嚙み結ぶことが必要なのです。
余談ですが、
【嚙み結び】という働きは、そのまま「神の名」になっていまして、
高皇産霊神(タカミムスビノカミ)
神産巣日神(カミムスビノカミ)となっています。
【嚙みあって結ばれる】について
もっと分かりやすく言います。
実は
「ピアノの音は
鳴っていない」
ことをご存知でしょうか?
あなたが鍵盤をたたいたピアノは、
実は「無音(=素の音)」の振動を発するのみです。
その無音の振動が
鼓膜を通じて、あなたの内なる「点」に届くから
「ピアノの音が鳴った!」
という現象になるわけです。
すなわち、
ピアノの音が鳴ったというのは、
「主体」と客体(対象)との
共同作業(点と点との共同作業)によって生じた現象なのです。
もうひとつ、
「あなたが月を見ていない時に、はたして月は存在しているのか?」というテーマがあります。
月の存在を見る
という現象が起こるには、あなた(主体)と月(客体)とが結ばれなければならないのです。
いわば、主体と客体との間に
「意識の橋」を架けないと現象が起こりません。
※これも余談ですが、
この橋のことを「天の浮橋」と言います。
逆に言うと、
「意識の橋」をかけ、客体(対象)と嚙み合って結ばれるまでは、
主体と客体とは
お互いに独立したままです。
これを「独神」
(ひとりがみ)
と言います。
「独神」は“どくしん”とも読めますから
「独身」にも通じます。
主体と客体という「独神」は、
お互いに身を隠したままですから、現象にならないのです。
皆様にとっての
「意識」と「カラダ」は、全一から生じた陰陽ですが、
それぞれが
「独神」ですから、
意識からカラダへと「橋」をかけ、
この二つがガッツリと嚙み合って結ばれていないと
色々な弥栄発展が起きません。
「今ここ」のカラダに意識的に居ることが、いかに大事か・・・なのです。
外側の客観世界に気を取られて、
一喜一憂している場合ではありません。
昨日書きましたように、
現象での客観世界を「手放し」て下さい。
そして「意識」と「カラダ」を
嚙み合わせて結ぶとき、本来の【呼吸】がスムーズに通ります。
この【呼吸】が
コトタマなのです。
コトタマの本来の意味は、
「たった一つの宇宙法則」のことです。
あらゆる事(コト)の
霊(タマ)です。
コトタマは、
意味づけされた言語のことではなく、
素の音、無音、命の振動音、
呼吸、息、生気、元気、活気のことです。
「コトタマを発生させる」「口にする」
という言い方をする人がいますが、それは傲慢というものです。
人間が存在する以前に、
すでに「たった一つの宇宙法則」が存在し、コトタマ(命)として作動しているのですから、
人間が人工的に
コトタマを発生させるとか、させないとかいうものではありません。
コトタマ(命の音)とは、
「呼吸する」もの、
あるいは
「使いこなす」もの、
というほうが
的を射ています。
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